ログハウスを見に行ってみた

家がほしい、と最初に言い出したのは妻だ。

妻が雑誌でたまたま見つけた、BESSというログハウスメーカーの「間貫けのハコ」を見に、埼玉の熊谷の展示場まで足を伸ばしたのが今年の3月のこと。

ログハウス=別荘地の丸太小屋、ぐらいのイメージしかなかったが、実際に見たログハウスの印象はこんな感じ。

・空間をとても広く使っている。間仕切りや壁が少ないので、面積の割に広く感じる。

・無垢の木をふんだんに使っていて心地よい。スリッパをはかずに裸足で歩きたい感じ。

・経年「劣化」ではなく、年数とともに味が出る。

・ウッドデッキや土間、縁側などが多く開放的。風通しがよい。

※ちなみに「間貫けのハコ」は2×4工法で、厳密にはログハウスではない。

 

その後、BESSのいろんなモデルを見に、代官山、昭島の展示場にも行ってみた。

BESSの展示場は、自由にゆっくり見られるし、築年が経った状態(木の変化など)が分かるので参考になった。

壁が分厚い木だけでできているので、ビニルクロスや余計な断熱材は不要だし、木の長所(断熱性や調湿機能)が活かせるのはいいなと思う。ただ、メンテには手間がかかるので、家いじりを楽しめる人でないとログハウスは難しいのかもしれない。

別荘地や緑の多い環境、広い庭があるといいが、東京の住宅地にマッチするのか?という疑問もある。

ただ、普通の在来工法の家を建てるとしても、木の使い方や空間の活かし方など、ログハウス的な発想を取り入れられたらいいな、と妻と話した。